防犯カメラのメリット・デメリットをご紹介!効果のある設置の仕方
最近は防犯カメラを設置するご家庭が増えていますよね。「うちも防犯カメラを設置した方がいいのでは?」と考えるかたも多いと思います。また、「防犯カメラを設置したいけれど種類がたくさんありすぎてどれを選んだらいいかわからない」というかたもいるでしょう。
防犯カメラはメリット、デメリットを正しく理解したうえで、適切に設置することが重要です。そこで今回は防犯カメラのメリット、デメリットや防犯カメラの選び方を詳しく説明していきたいと思います。
目次
▼防犯カメラのメリットはこの2つ!意外と知られていない有用性
「防犯カメラをつけたほうが安全なのはわかるけど、どんな点が安全なの?」と思うかたもいるでしょう。そこでまずは防犯カメラを設置することについてのメリットを紹介していきます。
◇家の中の状態を映像で確認することができる
防犯カメラの一番のメリットといえば、家の中の状態を映像に残すことができる点ですよね。万が一のときの証拠にもなりますし、外出時でも家の状態を確認することができるので、不審者が侵入していないか、家を狙っていないかがわかります。
また、ペットやお子様がいるご家庭でも安心です。外出しているときでもペットや留守番中のお子様の様子を見守ることができる防犯カメラもありますので、うまく活用したいところです。
◇犯罪を抑制することができる
防犯カメラには「犯罪そのものを抑制する」といった効果もあります。防犯カメラを設置しておくことで、防犯対策もしっかりしている家だと認知させることができるのです。「誰かに見られているかもしれない」と思わせることで犯罪の抑制にもつながります。
▼防犯カメラのデメリットは2つ…設置前に認知しよう
防犯カメラをつけることは、じつはメリットばかりではないのです。設置をする前に防犯カメラのデメリットもしっかりと理解しておきましょう。
◇死角によって顔が見えないおそれがある
防犯カメラは侵入者の顔を録画して証拠にする役割があります。しかし、場合によっては侵入者の顔が確認できない場合があるのです。
侵入者が顔を帽子などで隠していたりしたら顔を見ることができませんし、防犯カメラには「死角」があるので不審者が侵入していてもカメラに映らないことがあります。
死角をなくすために防犯カメラをたくさん設置したいですが、それだとコストもかかってしまいます。コストについてはこのあと詳しく説明させていただきます。
◇コスト面での負担が大きい
防犯カメラの購入をあきらめてしまうかたに多いのが、コストがかかってしまうという点だと思います。カメラ本体も、性能の備わったものを買うとなると高額になってしまいます。取り付け工事にもお金がかかってしまいますので、初期費用がかさんでしまうこともあるでしょう。
初期費用だけではなく、継続的に使うことを考えた場合には維持費のことも頭に入れておく必要があります。
防犯カメラを使うには電気が必要ですので、電気代がかさんでしまいます。その他にもカメラの映像を保存するためのハードディスク代が必要です。また、防犯カメラが故障してしまうと修理費もかかってしまいます。
このようなことを考えると、費用を抑えるためにダミーカメラを設置してもいいかもしれません。映像は確認できなくなってしまいますが、ダミーでも防犯カメラを設置することで犯罪の発生を抑制することができます。
▼【室内編】防犯カメラの選びかた
一口に防犯カメラといってもさまざまなタイプがあり、大きく分けて屋内用と屋外用があります。まずは屋内用のカメラについてご紹介していきます。
◇広範囲を撮影できるカメラ
広範囲を撮影できるカメラの利点は、死角が少ないこと。死角が少ないということは、設置する防犯カメラも少なくなるので、コストを抑えることができます。
◇音声を録音できるカメラ
防犯カメラの中には、録音できるタイプのものもあります。もしも侵入者が深く帽子を被っていて、顔が見えなくても声を発していれば、性別だけでなく国籍も判断できます。
また、お子様やペットを見守る場合でも録音できるタイプのものであれば、何かあったときに早めに対処が可能です。最近は録音できる防犯カメラも増えていますので、録音機能付きの防犯カメラも検討してみるのもいいでしょう。
◇ストレスを与えにくい形状のカメラ
会社やお店などで防犯カメラを設置する場合、従業員がストレスに感じてしまうことがあります。業務中の行動をずっと監視されている気分になり、プライバシーを侵されていると感じる人もいるかもしれません。この場合には、ストレスを感じさせないように配慮する必要があります。
そんなときにオススメなのがドーム型のカメラ。カメラがドーム内に収まっており、天井に設置されているので、目立たずにストレスも与えにくいタイプになっています。
しかし、犯罪の抑制を目的としているなら、高い威嚇効果のあるボックス型のカメラを設置するほうが得策でしょう。防犯カメラは目的や状況に合わせて設置するようにしましょう。
▼【屋外編】防犯カメラの選びかた
次に、屋外での防犯カメラの選び方についてご説明していきたいと思います。
◇耐久性の高いカメラ
屋外に防犯カメラを設置する場合、とくに気をつかいたいのが耐久性。雨や強風、地震によって壊れてしまわないように防水や防塵、耐震機能のあるものを選ぶようにしましょう。
また、侵入者が真っ先に狙うのが屋外の防犯カメラです。簡単に壊されないためにも、耐久性を重視するといいでしょう。
◇夜間でも撮影できるようなカメラ
また、屋外に防犯カメラを設置する場合は、夜間でも撮影できるタイプを選ぶことが重要です。
玄関やマンションのエントランスなどの照明があれば、カラー撮影することができるタイプと完全な暗闇でも撮影可能なタイプがありますので、設置する場所に応じて選ぶようにしましょう。
▼防犯対策だけなら、ダミーカメラもおすすめ
先ほどもご説明しましたが、防犯カメラを設置する目的が防犯対策だけならダミーカメラを設置することをオススメします。
実際に防犯カメラを設置すると高額な費用がかかってしまいますよね。ダミーカメラは撮影をして映像として残すことはできなくなってしまいます。しかし、防犯カメラを設置するだけでも防犯対策には十分な効果があります。
複数の防犯カメラの設置を検討している場合は、そのうちのいくつかをダミーカメラにしてみてもよいかもしれません。
▼カメラの設置はプロにおまかせしたほうが安心!
なかには自分で防犯カメラを設置するという人もいるかもしれませんが、防犯カメラの設置には技術や知識が必要になるのでプロに任せるのがオススメです。
業者に任せるときには相見積りをするようにしましょう。意外と安くしてもらえるかもしれません。また、事前に無料相談をおこなっている業者もありますので、業者をうまく活用して、適切に防犯カメラを取りつけるようにしましょう。
▼まとめ
今回は防犯カメラのメリット、デメリットや選び方について解説してきました。防犯カメラは家の状況を確認できたり、防犯対策になったりとメリットが多いですが、コスト面の負担が大きいなどのデメリットも理解しておかなければなりません。
また、防犯カメラにはさまざまなタイプがあるので、場所や状況にあわせて設置することが大切になってきます。
防犯カメラを設置する業者には無料相談や見積りをおこなっているところもありますので、積極的に利用して防犯カメラを適切に設置し、最大限に活かすようにしましょう。
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