ダミー防犯カメラの効果は?利点・欠点と効果のある選びかた

ダミー防犯カメラの効果はいかほど?利点・欠点と効果のある選びかた

 

犯罪というのは人がいないところで起こることが多いものです。そんな人がいない状況下での犯罪を防ぐためにできたのが、まさに防犯カメラです。店内や駐車場、マンションや家の玄関先などに設置されており、防犯カメラのおかげで犯罪も抑止されています。

 

そんな防犯カメラの中には、ダミーカメラがあります。ダミーカメラと防犯カメラはどのような違いがあるのでしょうか。そしてどんなメリットや効果があるのでしょう。

 

今回のコラムはダミー防犯カメラにスポットを当てていきます。ダミーの防犯カメラについて、防犯カメラとの違いや購入するときの注意点まで。ダミーならではの良さがある!と気づいていただけるかもしれません。

 

 

▼防犯カメラにはダミーがある!どんなものなの?メリットは?

防犯カメラのダミーについて、メリットを挙げる前に、ダミー版ができたきっかけから見てみましょう。

 

防犯カメラは犯罪の様子を撮影し、犯人を特定するために作られました。その結果、防犯カメラのある場所での犯罪は減少し、犯罪抑止効果にも役立っています。この犯罪抑止効果を利用して、防犯カメラのダミーができました。

 

このように防犯カメラのダミーには犯罪を防止するメリットがあります。防犯カメラがあると、監視されている気分で少しピシッとしますよね。

 

そしてダミーの防犯カメラができた理由は、もう一つあります。それは、本来の防犯カメラより安価で設置ができることです。防犯カメラのない建物などに新たに設置する場合は、カメラ以外にもいろいろな機材が必要です。またカメラの設置台数も、1台では効果が見込めず、複数台必要となる場合もあります。

 

このように準備する機材が多く費用がかかりますし、取り付けにも豊富な知識が必要です。こういった手間や費用の面で、ダミーだと気軽に設置できる点がメリットとして挙げられます。

 

メリットをまとめると、「安価で設置できる防犯グッズ」といったところでしょうか。

 

▼ダミーカメラにはデメリットも存在する

ダミーカメラにはデメリットも存在する

 

防犯グッズとして効果のあるダミーカメラですが、メリットもある一方で、デメリットもあります。メリット・デメリットの両方を把握した上で、購入や設置を検討してみるのがよいでしょう。

 

【見た目が安価なつくりをしている】

ダミーカメラは安価なカメラが多いです。価格を抑えるために、使っている素材も本物のカメラより安いものを使っている場合があります。そのため見た目が安っぽくなってしまい、見分けがつきやすくなるのです。

 

【本体のつくりがおかしい】

「この防犯カメラはダミーだ!」と気づかれてしまうケースで多いのは、まさに「配線がない」ことに気づかれてしまう場合です。ダミーカメラは、もちろん電気配線の必要なく設置できます。この「配線いらず」が仇となるのです。

 

警戒心の強い人は配線の有無でダミーカメラとわかってしまうそうです。また防犯カメラは起動中に赤いランプが点灯します。この赤ランプの点灯がないだけでも、ダミーカメラと判断される場合があります。

 

【カメラのレンズ部分に汚れがない】

意外な点なのですが、防犯カメラは、起動し続けるとレンズにチリやホコリが付着していきます。原因はカメラ起動中に起きる静電気です。静電気によって、空気中にあるチリやホコリが徐々に付着し、曇っていきます。

 

この特性で防犯カメラがダミーかどうか、見極めてしまう人もいます。ダミーカメラは静電気を帯びていませんので、いつまでたってもレンズがきれいな状態なのです。防犯カメラを設置する場合は、レンズのクリーニングが大事になります。またダミーカメラの場合は、レンズの状態を気にする必要があるようです。

 

【設置場所がおかしい】

防犯カメラは、犯罪が起こりやすいところを撮影するためにあります。ですので、カメラの設置場所やレンズの角度は、犯罪が発生すると考えられる場所に向かって設置されているはずです。ダミーカメラを設置する場合も、防犯カメラを設置する気持ちで取り付け・調整をしてください。

 

また、室内用の防犯カメラが屋外に設置されていたり、カメラの設置位置の高さが不自然であったりした理由でも、ダミーと見破られてしまいます。設置場所やレンズの角度には気をつけてください。

 

▼ダミーカメラを選ぶときはこの2点に注目!

防犯カメラの一番のデメリットは、ダミーカメラと気づかれてしまう箇所があるということです。そしてダミーカメラと判断されてしまったら、犯罪抑止の効果はなくなってしまいます。

 

このデメリットを改善するには、ダミーカメラと防犯カメラの違いを限りなく減らせばよいのです。ここからはこの「防犯カメラに近づける」という点に焦点をあてて、説明していきます。

 

【プロでも見分けがつかないようなダミーカメラ】

ダミーカメラの商品はピンからキリまであります。あからさまに安価な見た目のカメラから、全く見分けがつかないカメラまでさまざまです。常に暗い場所や短い期間の犯罪抑止効果を狙うなら、安価なカメラでもよいかもしれまん。しかし明るい場所や長い期間使う場合は、本格的なダミーカメラを購入するとよいでしょう。

 

【配線やLEDライトがあるダミーカメラ】

ダミーカメラの弱点は配線がなかったり、LEDライトが点灯しない問題があります。逆にいえば配線がついており、LEDライトが点灯するダミーカメラは、見分けがつきにくいということになります。

 

また、室内用のドーム型の防犯カメラは配線が見えません。この特性を利用し、配線がついていたり、LEDライトが点灯しているダミーカメラもあります。

 

ダミーカメラを購入する際は、配線とLEDライトの有無も大事になっていきます。

 

▼ダミーカメラの設置はプロにまかせましょう!

ダミーカメラの設置はプロにまかせましょう!

 

本物の防犯カメラに近い状態のダミーカメラを購入した後は、設置をします。カメラの設置場所は、環境や条件によって工夫する必要があり、設置の仕方も変化していきます。設置に関する主な条件は以下の通りです。

 

・カメラの型(ボックス型・ドーム型・バレット型など)

・設置する場所(室内・屋外など)

・カメラのメインとなる使用時間(昼間・営業時間後の夜間・一日中など)

・設置する環境(自宅玄関・店舗内・駐車場など)

 

こういった目的に合わせて、設置するカメラの位置や種類、レンズの角度、起動時間が決まっていきます。そしてダミーカメラを見破る人は、この小さな違いや変化に敏感に反応します。

 

ダミーカメラを見破る目の肥えた人が相手ならば、防犯カメラの知識が豊富な人に対応してもらいましょう。つまり、防犯カメラのプロに設置を依頼するということです。プロの人ならば、環境や状況に応じたカメラの設置をしてくれます。それだけでなく、防犯カメラについてアドバイスをもらうこともできます。

 

ダミーであるか見分けがつかないようにするための最後の一押しで、プロに依頼をするというのが、長く効果を出すために重要なポイントとなるでしょう。

 

▼まとめ

犯罪が起きないようにするために、本来は防犯カメラを買っておきたいけど予算的に大変という方のためにあるのが、防犯カメラのダミーです。ダミーの防犯カメラならば、本物のカメラ同様、犯罪抑止の効果を十分狙えます。

 

しっかりとした防犯のために、またダミーカメラであるからこそ、本物との見分けがつかないような場所に設置するとよいでしょう。

 

ダミーカメラは一度見破られてしまうと、その犯罪抑止効果は無意味なものになってしまいます。そうならないように、ダミーカメラの購入から設置までで少しでも心配な点があるならば、プロに依頼しましょう。

防犯対策で不審者撃退!ターゲットにされない家作りはグッズを活用

防犯対策で不審者撃退!ターゲットにされない家作りはグッズを活用

 

みなさんのお家はしっかりと防犯対策はされていますか?泥棒は、偶然入り込んでしまうのではなく、空き巣に入りやすい家をあらかじめ下調べし、計画を練ってから侵入します。

家の鍵の強化など、物理的に対策をするのもいいですが、防犯カメラなどの目に見える防犯対策をすれば、狙われる確率は格段に下がります。

具体的な防犯方法をお教えしますので、この機会に家の防犯対策について見直しましょう。

そのほかにも、効果的な防犯グッズや狙われやすい家の特徴、泥棒の侵入経路についてあらゆる防犯に関する情報をお伝えいたします。

 

 

▼防犯対策のグッズをご紹介

防犯対策といっても、何をすればいいのか分からないとお困りの方のために、効果的な防犯対策グッズをいくつかご紹介いたします。

それぞれの性能や、使用方法を見て、一番お家に最適なのはどの防犯グッズなのか、探してみてください。

 

◆防犯カメラ

防犯カメラは、設置しておくだけで犯罪を防止する効果があります。スーパーなどでも見かけたことがある人は多いのではないでしょうか。泥棒は、必ず人目を盗んで家の中に侵入しようとします。設置してある防犯カメラを見つけたら、侵入する気を起きないでしょう。設置するときは、わざと見えるようなところに置くのが好ましいです。

防犯カメラと似た言葉で監視カメラというものがあります。何が違うにかといいますと、監視カメラは、防犯カメラと違って、監視をして記録することを目的とします。よって、犯罪が起きたときの情報はもちろん、自然災害や交通量を計測したり、ダムの水量を計測したりするために使われています。

監視カメラは小さく設計されていることが多く、気づきにくいところに設置する必要があります。よって、空き巣を“防ぐ”対策を考えるのでしたら、防犯カメラがオススメです。防犯カメラには、犯罪を抑制する効果がありますので、ダミーを使用しても、効果があります。

 

◆人感センサーライト

人感センサーライトは、家の玄関などに設置することが多く、動く物体を感知して、自動的にライトが照らされる仕組みになっています。

暗い夜などはとくに光に照らされると目立ちやすくなりますので、家に侵入しようと近づいた泥棒は、驚いて侵入を諦めるでしょう。また、ライトが照らされることで、周りにいる人にも気づかれやすいので、その場からすぐに離れようと思わせることができます。

センサーライトは、時間がたてば自動的に消えるものが多いですので、消し忘れることもありません。そもそも泥棒を近寄らせないという効果から、優秀なアイテムだといえます。

 

◆鍵

防犯に特化した鍵を取り付けるという方法があります。鍵の中でも、ディンプルキーと呼ばれる、ピッキングに強い鍵が存在します。見た目がデコボコしており、くぼみがあります。防犯性が高い鍵になりますので、取り換えるのもいいでしょう。

また、ドアに二つ錠をつける防犯対策もあります。主錠以外にも、補助錠と呼ばれる二つ目の錠を扉に取り付けることで、二重ロックされることになります。侵入しようとすると、時間がかかってしまうため、泥棒も諦めてくれます。

玄関以外にも、窓に付いている錠を工夫することができます。留めるだけのクレセント錠ではなくしっかりと鍵をかうタイプの窓も登場していますし、鍵を2つ使っての防犯強化もできます。

どれも、今の鍵から、防犯用の鍵へと取り換えをする必要がありますが、泥棒が侵入する入り口になる部分ですので、しっかり対策をしたいですね。

 

◆窓フィルム

泥棒は、窓ガラスを割って侵入してくるケースが多いです。窓フィルムを使用すれば、外から衝撃を与えたとしても、割れにくくなり、泥棒も侵入できなくなります。

また、ガラスを割ろうとすると、どうしても大きな音がなりますよね。泥棒も、大きな音は立てたくないはず。短い時間で犯行をおこないたい泥棒にとって、割れないガラスは命取りなのです。

数回叩いても、割れる様子がなければ、すぐに諦めてくれるでしょう。防犯フィルムはたくさん種類がありますので、購入するときは、きちんと効果があるものなのかを調べておきましょう。

 

◆砂利

砂利が防犯とどう関係があるの?と思われるかもしれませんが、庭に砂利を敷くだけで、泥棒を近寄らせない効果が発揮されるのです。侵入が目的の泥棒は、わざわざ砂利道を通って見つかる危険を冒さないでしょう。

砂利の特徴といえば、上を歩くときに鳴る、ジャリジャリといった音ですよね。家の人が帰るような時間帯ではにときに外でこの音がなったら、「もしかしたら不審者かも?」と察知できます。

砂利を敷くといっても、砂利にはさまざまな種類があり、真っ白の砂利や、赤い砂利などがあり、大きさも異なります。防犯目的で購入をお考えのようでしたら、大きな音が鳴りやすい防犯用の砂利を選ぶとよいでしょう。

 

▼油断はダメ!マンションの防犯対策

油断はダメ!マンションの防犯対策

 

マンションがオートロックだからと安心して、鍵をかけずにゴミ出しにいったり、郵便受けを見に行ったりしていませんか?

例えオートロックだとしても、他の住民が開けてしまえば、マンション内に泥棒が一緒に入り込んでしまうことがあります。偶然を装って入り込んだ泥棒は、鍵のかかっていない部屋に簡単に侵入することができてしまいますので、どんな小さな用事でも、鍵をかけてから外に出るようにしましょう。

また、高層階だからと普段から窓の鍵をかけていない方、要注意です。泥棒は、高層階であろうと簡単に侵入してしまいます。

高層階は人目が付きにくい上、侵入しやすい場所でもあります。一戸建て住宅と4階以上のマンションは、同じくらいの空き巣被害があるともいわれていますので、窓の鍵のかけ忘れなどには十分注意しましょう。

 

▼自分を守る!女性のひとり暮らしの防犯対策

女性が住んでいる部屋であることを危険な人に知られてしまうと、狙われる恐れがあります。帰り道は誰かに付きまとわれていないか注意し、女性が住んでいるとわからないような防犯対策をしましょう。

 

◆ベランダに洗濯物を置かない

女性ものの洋服や下着が置いてあると、外から「あの部屋に女性が住んでいる」と気付かれてしまいます。洗濯機が外にある場合は、ついついそのまま外で干してしまうかもしれませんが、できるだけ避けたいです。

 

◆カーテンをつける

家の中がどのようになっているのか、見えないようにカーテンを取り付けましょう。夜になると、室内の明かりで中の様子が丸見えになってしまうこともあります。部屋の中見えてしまいますと、見られてしまうこともありますので、気を付けましょう。

 

◆男物下着

女性が住んでいないことをアピールするためにも、男物の下着を干して、目をつけられないようにする方法もあります。自分の下着を干すときは、外から見えないように室内や、シーツの影などで干すとよいでしょう。

 

◆オートロック

オートロックが付いているところに住めば、勧誘や宅配業者を装った危険な人が部屋に入ってくる心配はありません。とはいえ、他の人に紛れて入り込んでしまうことがありますので、必ず部屋の鍵をかけて、扉を開けるときはチェーンをかけるようにしましょう。

 

◆部屋の出入り

危ない人に部屋に侵入されないための対策としては、部屋やマンションの周りに怪しい人はいないか確認することが大切です。扉を開けるときは「ただいま!」といって他に人がいるというアピールをしましょう。

 

▼空き巣犯はどこから侵入するのか?

空き巣犯はどこから侵入するのか?

 

どんな家が空き巣に入られやすいのでしょうか。パッと想像するのは、窓を破って侵入するケースではないでしょうか。しかし、そのほかにも空き巣による変わった手口はあり、ちょっとした油断から中に入られてしまうこともあるのです。

 

◆一番多いのが鍵のかけ忘れ!

当然のことですが、鍵がかかっていない家ほど入りやすいものはありません。泥棒は、窓などの鍵がかかっていないところをわざわざ探して侵入しています。窓ガラスを割ることもありますが、音が鳴るというリスクが出てしまいます。

そんなリスクさえいらないのが、鍵のかかってないお家なのです。少しの間だけ家を出るからといって、鍵閉めを怠ると、あっという間に入られてしまいます。泥棒はなるべく時間をかけずに犯行を終わらせたいと考えているので、少しの間だけだからと油断せず、出かける際は家のすべての鍵をかけましょう。

 

◆どこから入手?スペアキー

スペアキーを知らない間に作られていたことで、勝手に侵入されてしまうことがあります。しかし、どんなタイミングでスペアキーをつくられてしまうのでしょうか。スペアキーによる犯行と手口をお教えします。

 

・ひったくりによる犯行

かばんごと盗まれてしまいますと、その中にある家の鍵や、免許証などを利用して、家に侵入してしまうことがあります。合鍵がポストの中にあるから大丈夫と家に帰っても、その家に危ない人が向かっているかもしれません。

また、家の鍵が帰ってきたとしても、合鍵をつくられている可能性もあります。かばんをなくしたら、まずカード会社に電話や警察に連絡をするほか、錠前の交換も忘れずにおこないましょう。

 

・前の入居者による犯行

多くの場合、賃貸などでお引越しが決まったら、錠前を変えるのが一般的です。しかし、中には鍵を変えていないようなところもあるかもしれません。

前の入居者が合鍵をつくっていたとして、その鍵を退去時に返していなかったらそのまま家に入れてしまうので大変危険です。賃貸のお部屋を契約したら、大家さんや管理業者に必ず新しい錠前・鍵かどうかを確認し、合鍵はどこに何本あるのかを把握しておきましょう。

もしも前の入居者が鍵を持っているかもしれないと不安でしたら、鍵交換をしておくのがおすすめです。大家さんに許可をもらい、シリンダーごと変えてもらいましょう。

 

・過去の同居人や交際相手

過去に一緒に住んでいた人に合鍵を渡していた場合、お付き合いをしていた相手に合鍵を渡していた場合、どちらも別れがやってきたら返却をするのが当たり前です。

しかし、合鍵の合鍵を密かに作られてしまったとしたら、返却したと見せかけて悪用されることがあるかもしれません。元とも仲が良かった人となると、帰る時間帯なども把握しています。そのため住人が部屋にいない時間帯に侵入するのは難しいことではありません。

合鍵を誰にも渡したことがない場合も、机の上に放置していると知らない間に合鍵が作られてしまう危険性もありますので、きちんとしまっておきましょう。

 

▼空き巣犯はこんな家を狙っている!

泥棒は、偶然見かけた家に侵入することはほぼないといわれます。しっかり下見をおこなったあとに犯行をおこなうのです。そこで、空き巣が下見をおこなうポイントを5つご紹介します。

 

〈5つの下見ポイント〉

・家族構成(表札などに家族全員の名前が書いてある場合は要注意です)

・家族の行動

・近所の状況

・建物に死角があるか

・警察署が近くにあるか

 

空き巣は、これらの情報をもとに、計画を立ててから侵入を試みます。

 

では、どのような家が狙われやすいのでしょうか。空き巣が好む、侵入しやすい家の特徴をお教えします。

 

・逃げやすい環境であるか

・防犯対策がされていない

・街灯が家の周りにない

・隠れる場所が多く、死角になるところがある

・郵便受けに、郵便物がたまっている

・夜部屋の明かりが付いていない

・外から内部が見えにくい

・洗濯物が干しっぱなし

・ピッキングしやすい鍵がついている

 

もし、これらの家の特徴に当てはまるようでしたら、空き巣に入られてしまう危険性があります。改善できそうなところから手を付けてみましょう。

反対に、泥棒が家に入るのを諦める家の特徴もあります。補助錠などにより侵入に時間がかかった場合や犬がいる場合、防犯装置設置マークが貼ってあった場合は、犯行を諦める傾向があります。

空き巣に狙われないようにする対策のほかにも、諦めてくれる家にするよう工夫をしてみましょう。

 

▼目につく防犯対策が有効である

防犯対策には、窓ガラスを強化する、鍵を防犯用のものに変えるなど、さまざまな対処方法がありますが、どれも狙われたときを想定した方法ですよね。そういった物理的な防犯も効果はあるのですが、そもそも狙われないようにする工夫をすれば、被害にあうリスクもかなり減るでしょう。

「この家は防犯対策バッチリしています!」というところを見せつけることができれば、泥棒も、最初から侵入することを諦めてくれるはずです。

目で見せることがポイントになっていきますので、具体的な対策方法をお教えすると、「防犯カメラの設置」や「防犯ベルの設置」、「センサーライトの取り付け」がかなり有効的かと思われます。

とくに、防犯カメラは顔が映ってしまいますので、泥棒も必ず確認しているはずです。そんな泥棒にとって命とりとなる防犯カメラが設置してあれば、家に近づこうとも思わないでしょう。

防犯カメラといっても、種類はさまざまですので、設置の依頼をするときは、よく性能を見てから判断してくださいね。

 

▼まとめ

防犯対策といっても、そんな種類があるのか分からない。そんなときは、それぞれの性能や使用方法を確認して、できそうなところから始めていきましょう。

オートロックが付いているマンションだから大丈夫と安心してはいけません。ちょっとだけ外に出ようと鍵をかけずにゴミ捨てなどに行ってしまうと、他の住民と同時に入り込んで泥棒が、あなたの家に入り込んでしまうかもしれません。

また、上層階に住んでいたとしても、窓ガラスの鍵が開いていれば入られてしまいます。泥棒は、外階段などを使用して屋上に行きベランダから侵入してくるのです。上の階だからと、油断は禁物です。

空き巣がされやすい家の特徴として、隠れやすいところがある、郵便物が溜まっている、防犯対策がされていないなどがあります。泥棒は、偶然そのような家に侵入するのではなく、あらかじめ空き巣に入りやすいか下調べをおこなってから犯行に及びます。

もし、泥棒にとって家に侵入しやすい家でしたら、できる限り改善しましょう。家の鍵をピッキングされにくいものにする、ガラスを強化するなど物理的な対策も効果がありますが、そもそも狙われないようにすれば被害のリスクは格段に下がります。

目で見える防犯対策としてとくにオススメしたいのが防犯カメラです。防犯カメラは、泥棒にとって一番嫌がる顔を映すことができますので、侵入するどころが近づくこともなくなります。

防犯カメラには種類がいくつかありますので、設置の依頼をするときは性能を見て最適なものを選びましょう。